管理番号 | 新品 :19103916 | 発売日 | 2024/04/20 | 定価 | 33,800円 | 型番 | 19103916 | ||
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ご存じYAMAHAの名機NS-10M(通称テンモニ)です。完全バスレフ化してみました。バスレフポート以外はすべてノーマルです。NS-10M独特の定位と音の輪郭感を持ちながら、低音迫力倍増です。見てお分かりと思いますが、この個体にはおおまかに次の3つの改造が施してあります。◎バスレフ化ご覧のように36mm×70mmのバスレフポートが存在します。密閉型のNS-10Mは従来、低音不足の誹りを受けがちでした。そこで密閉型の「張り」と低音のレフをバランスできるように小さめのバスレフポートを設置しました。するとテンモニらしさは概ねそのままに低音の迫力だけ増強されました。おそらく一般にアンケートを採ったら70%程度は「こっちの方がいい音」というのではないでしょうか。下記のポリマー加工との相性のよさもあると思います。◎ウーハのエッジ柔軟化処理◎ウーハの白コーンにスピーカー専門ポリマー加工ウーハのポリマー加工とは、コーン紙の表面に極めて薄い高分子密着被膜を作るもので、一義的にはコーン紙の劣化を防ぎ、本来の白さを取り戻し、湿気や紫外線などからウーハを守るためですが、コーン紙の剛性を高め、音を引き締めて音像をハッキリさせる効果があります。あくまで主観ですが、30年前の張りのある低音が甦ったと思っています。ウーハの表面に若干のツヤがあるのはこのポリマー加工ゆえ。◎バスレフ化とポリマー加工の相性の良さとは、要するにこういうことです。■バスレフ化…低音が増強されるが、多少音がぼんやりする。■ポリマー加工…低音を硬質にし、音を引き締める。結果として、このふたつのイイトコどりになり、お互いの弱点を補う形になりました。◎見た目は写真でじっくりご確認ください。角の欠け、小傷などがそれなりに存在しますが、年代から考えると美品だと思います。ユニットはパリッとダメージなし、ありがちなセンターコーンの凹みやキズなどもありません。幅215x高さ382x奥行199mm。【066麻】