パーカなのに印象がとてもモードに映える「メニケッティ」３枚剥ぎ細筒袖パーカ

メニケッティが手掛けたこのパーカは馴染み深いベーシックアイテムにもかかわらず実際に着てみるととてもモードな印象になる。その秘密は緻密なパターン設計にあるのだがまずボディはストレートに落ちる細身のボックス型。そして袖が、３枚剥ぎにより細筒仕立てで、しかも若干長め。フードは通常よりも大きめになっていて頭がスッポリと納まる。素材は打ち込みが密なスウェット地なのでコットン100%であっても冬でもこれ1枚で暖かい。とにもかくにもメニケッティのクリエーションがしっかりと生きた設計＆デザインになっている。色は黒に近い深めのネイビー。サイズはＬ相当で、身幅５４ｃｍ、着丈６８ｃｍ、裄丈１０３ｃｍ。数回使用した品で、フードコードは最初から付帯しておりません。[メニケッティについて]ロベルト・メニケッティ(Roberto Meichetti)は1966年、ニューヨークバッファローに生まれる。両親はイタリア人で仕立屋を運営。その影響から、ロベルト・メニケッティは幼い頃からテーラードに興味をもつ。イタリア、ペルージャのアカデミー・オブ・ファインアーツにて博士号を取得。クロード モンタナでキャリアをスタート。その後、ジル・サンダーのもとで5年間勤め、アシスタントデザイナーを経験。99年にバーバリーの高級ライン、プローサムのクリエイティブ・ディレクターに就任。メニケッティはデザインの前に徹底的なリサーチを行なうデザイナー。ウール、カシミアと綿のような天然糸をより技術的繊維と絡み合わせる研究やリサーチによって生地を作ってゆくという。そのような努力もあり、メニケッティの服はとても着心地が良い生地でシルエットが美しくなっている。