ジャッキー・チェン/『プロジェクトA2 史上最大の標的』(原題：A計劃續集、Project A II)/未公開・削除シーン/ロビーカード/2枚セット

1987年公開、ジャッキー・チェン主演、『プロジェクトA2 史上最大の標的』(原題：A計劃續集、Project A II)の、
未公開・削除シーンの、ロビーカード2枚セットです。

完成版(日本公開版)から削除された、ジャッキーの妻役のイザベラ・ウォンとの舞踏会でのダンスシーンと、
刑務所でのジャッキーの銃殺刑の処刑シーンです。

削除された詳しい経緯は下記を参考にお願い致します。
珍しい物ですので、コレクションにいかがですか?



(幻の日本試写版について)
本作は世界で一番先に試写が行われたのが日本であったが、この試写版は完成版とは中盤の展開が大きく異なる。完成版では、中盤でチン署長の策略で刑務所長に引き渡されたドラゴンはそのまま袋詰めにされて川に放り込まれてしまうが、試写版では刑務所長がそのまま刑務所に連れて帰り、死刑囚とすり替えてしまう。やがて処刑の時が来てドラゴンは刑場へ引き出されてしまうが、革命党員(ロザムンド・クワン)が刑務所の処刑担当者にすり替わっていたため辛くも一命を取り留め救われる。一方チン署長は証拠隠滅のため刑務所長を暗殺してしまう、というくだりになっていた。
だがジャッキーは、一旦完成した本作の試写の後、終盤の格闘戦を拡大することを決め、中盤の刑務所シーンを全削除した。更に当初は殺される役回りだった刑務所長をラストシーンで復活させるために追加撮影するなど大幅な改訂を加えた。これにより刑務所のくだりのある日本試写版は、世界中では日本だけが一般観客の目に触れることになった珍しいバージョンとなった。 日本の一般公開版も、日本公開ギリギリになって、ジャッキーが改訂を加えた公式版に差し換えられたが、ロビーカードやパンフレットの訂正が間に合わず、パンフレットのストーリー紹介の欄には刑務所のくだりや劇中写真が記載されているほか、劇場用予告編でも処刑台に繋がれたジャッキー扮するドラゴンがもがくシーンなどがそのまま最後まで使用された。後に修正版が製作されたが、これは発行部数が少ないため入手困難である。