管理番号 | 新品 :28027389 | 発売日 | 2024/03/20 | 定価 | 31,500円 | 型番 | 28027389 | ||
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■ヘーゼルバーン8年ご存知のスプリングバンク蒸溜所の姉妹蒸溜所のヘーゼルバーン蒸溜所で年間生産量6000本で数年間(はっきりとは判りませんが4~5年程度かと)しか造られなかったシングルモルト。確か2000年代中頃から後半にかけて発売されていました。当時はどのウイスキー関連本にも、ヘーゼルバーンと言えばこの8年しか記載されていなかったので非常に記憶に残ったシングルモルトです。しかも近所の酒屋に目立つように沢山置いてあったので自分もよく飲んでいました。樽構成はバーボン樽60%、シェリー樽40%。スムーズで飲みやすかったのですが、最後に飲んでから10年以上経過しているので細かな味は覚えていません・・・。それでも同じ3回蒸溜のローランド系とは違い、潮っぽさや熟成年数の割にはボディの厚みが魅力的だったと記憶しています。 ■ヘーゼルバーン12年 2015年ボトリングこちらはオロロソシェリー樽のみで12年熟成されたシングルモルトです。これは2010年前後から見かけ始めたシングルモルトで、8年と同じように年1回限定で生産されていました。正確には覚えていないのですが、生産数は年によってバラツキがあり、少ない年は1000本強。多い年でも8000本いかないくらいだったと思います。こちらは同じものを最近飲んだので味ははっきりと覚えています。もっとも飲んだのは2012年にボトリングされたもので、今回出したものと年が違うので味も少し違っているかもしれません。イチゴやラズベリーのようなフルーティーな甘み。次第に柑橘系の爽やかさも。麦の甘味も感じるものの、全体的にはシェリー風味に覆われている感じです。そこへローランド系との最大の違いの潮っぽさが味を引き締めています。流れから考えると、12年の後継酒として現在の13年や14年のオロロソシェリーカスクの販売に繋がっているのだと思います。つまりヘーゼルバーンのオロロソシェリーシリーズの元祖といったところでしょう。この2本は既に終売になっていて、特に12年に関しては日本にはあまり入ってこなかっただけに非常に貴重なシングルモルトとなっています。この機会にいかがでしょうか。2本とも未開封・箱あり・700ml・46%2つの箱とも経年のため汚れや破れがあります。また8年は少し澱があります。