Valor 石油ストーブ L207 中期型（バーラー）

イギリス製の石油ストーブ。推定年代／1960年代前期。効率のよい燃焼による青い炎で匂いも少なく、小型なので持ち運びに便利、天面でお湯を沸かしたり調理に利用できるので、ご家庭での使用はもちろんのこと、ソロキャンプにも最適でしょう。英国製アンティーク・オイルヒーター正規国内販売品Valor L207 Oil Heater通称：バラレット・ブルーフレーム芯上下式使用燃料：灯油消火装置無し販売当時カタログスペック暖房範囲 4.5畳～6畳発熱量 1200Kcal/h ( = 1394W/h)持続時間 12時間1時間当たり燃料消費 0.12Lタンク容量 1.5Lサイズ：全高：515mm 上部直径：175mm 下部直径：265mmクリーニング済み点火チェックなしボディ、浮サビありホーロー天面、ハゲありガラス窓、割れなし芯上下ハンドル（真鍮）、動作確認済み芯、新品に交換済みタンク、自然乾燥済み（画像10枚目は別個体の燃焼イメージです）全面にシルバーの耐熱塗料が施されてしまっていた個体をサルベージし、元の姿に戻すべく奮闘しました。それでもボトムのペイント部をやり過ぎてしまうと下地が出てしまうので当時の雰囲気が再現できたところでやめました。ホーローの天面やチムニーも完全には取りきれてはいませんので、残りは後進の方にお任せします。芯の繰り出しハンドルがプラスチックでなく真鍮製、燃料計はオプティカルタイプではなくゲージタイプ、炎確認窓枠に後期以降省かれたNo.207の刻印があり、中期型と呼べるものです。芯は新品に交換してあります。交換が必要になっても新品の芯（W44）は生産が継続されていますので比較的入手しやすいはずです。燃料タンク内部は完全に乾燥していますので、再使用の際は灯油を入れて半日ほど置いて灯油が芯に染み込んでから使用してください。点火には、芯の繰り出し量、火の点ける位置、蓋の閉め方など、多少コツがありますがそういった面倒とも思えることを永く付き合いながら最適解を見つけることが古い道具との付き合いの醍醐味かと存じます。［ご注意］見た目のかわいさだけで購入することはおすすめいたしません。50年もの昔の性能であることはあらかじめご理解のうえご購入ください。Ω炊飯器/電子レンジ/掃除機/コーヒーメーカー