中野焼 壺 飴釉 波状文（小石原焼・小鹿田焼の源流）

【特 徴】18世紀後半より小石原の中野にあった皿山にて荒物を焼いたのが中野焼です
これが小石原焼の起源となり、その技術は小鹿田焼や西新高取へも移入されました

【寸 法】口径：8.4㎝ 高さ：18.0㎝ 底径：10.3㎝

【時 代】江戸時代後期 （19世紀前半）

【状 態】時代なりの汚れがあり、底角には素地に混入した植物片が燃えたような痕跡があります
口縁から伸びる5cm程のニュウは透漆で留められており、指で弾いても異音はありません

【備 考】壺に半分ほどの水を入れ半日置いても漏れはありませんでした
最後の画像は小石原焼陶器協同組合発行の図録にある中野焼（18世紀後半～19世紀前半）です

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